シラバス参照
年度
2022
講義コード
20L00301
講義名
情報システムと倫理
担当教員
野本洋平
担当教員(英字)
Nomoto, Yohei
講義期間
後期
授業形態
講義
単位数
2
履修上の注意点
ディプロマポリシーとの関連
知識・理解
基本的技能・態度
コミュニケーション能力
総合活用力
●
授業の概要
本講義では、情報関係技術者に必要なコモンセンスとして、電気工学、パソコンと周辺機器、ネットワークシステム等の基礎について講義と演習を通して学ぶ。さらに情報社会について良い点と問題点を探り、情報社会で暮らしていくために倫理観がいかに大事であるかを理解する。
授業目標
近年ハードウェア(情報機器)に対するソフトウェアの重要性が高くなっている。しかし、どんなに優れたソフトウェアも、それを利用するための情報機器の存在が不可欠である。種々の情報機器を効果的に利用するには、それらの構造や動作原理の概要を把握しておくことが重要である。さらに情報社会のよい点と悪い点を理解し、より情報機器を効果的に利用するために情報社会の倫理観についての理解を深める。本講義では、種々の情報機器の構造や動作原理の概要と情報社会の倫理観を理解して、情報機器を快適かつ効果的に活用できるようになることを目標とします。
授業計画(授業スケジュールと内容)
1 イントロダクション、情報通信機器とコンピュータの仕組み
2 コンピュータが動く仕組み(基数、論理演算、論理回路)
3 プログラムについて
4 電気回路の基礎
5 アナログデータとデジタルデータ
6 デジタル画像(1)
7 デジタル画像(2)
8 前半のまとめ 小テスト
9 情報倫理、情報化社会、個人情報と知的所有権
10 ネットワークの仕組みとネットワークの活用におけるコミュニケーション
11 生活におけるネットワークの活用と危機管理、福祉と情報技術
12 情報セキュリティ
13 情報倫理の事例紹介(1)
14 情報倫理の事例紹介(2)
15 情報倫理の事例紹介(3)
事前事後学習(学習課題)
事前学習では、下記の参考文献に目を通して(理解はしなくてもよい)、パソコンの仕組み、入力装置と外部記憶媒体の仕組みなどについて、確認しておくこと。電気回路などは事前学習を必要としないが、事後学習として講義内容を復習すること。
成績評価方法
授業中に行う小テスト(50%)、第15回の授業終了後に課すレポート(50%)。
教材(テキスト)
資料は事前にWebClassあるいはmanabaに電子ファイルをアップするので、紙媒体の資料が必要な人は各自で印刷をお願いします。しかし、紙媒体の資料を私が用意して配布することもある。
参考文献
・パソコンのしくみ 新星出版
・パソコンが動くしくみ 新星出版
・通信のしくみ 新星出版
・動かしながら理解するCPUの仕組み 講談社
・図解でわかるはじめての電気回路 技術評論社
使用言語
日本語
抽選・選抜条件
実務経験のある教員による授業科目
備考
①情報を正しく理解するためには、ある程度の科学の知識が必要になる。本講義では、科学の一部分の内容ではあるが算数程度の知識が必要な内容を含む。
②出席は履修登録前はGoogle Form、履修登録後からWebClassを使用して行います。出席確認は授業開始5分後までとし、その後に出席確認はしません。授業開始5分後に教室に入った場合は遅刻とみなします。但し、鉄道やバスなどの交通遅延の場合は別です。また、授業時にプリントを配布するときは、当該授業時のみ配布します。
【オンライン授業に切り替えた場合の授業形態】
授業形態:オンライン授業(リアルタイム配信型)
資料・連絡事項掲載場所:manaba folio、WebClass
添付ファイル
更新日付
2022/03/01 16:50