新潟県立大学北東アジア研究所(ERINA-UNP)は、北東アジアの経済と社会を研究する本格的学術拠点として、2023年4月に設立されました。本研究所は、旧環日本海経済研究所(ERINA)の蓄積を基に、北東アジア地域における研究と学術協力の主要拠点となることを目指し、国内外の研究機関と連携し、オープンに積極的な研究を行っています。
本研究所は、3つの活動を柱としています。
1.研究 中国、北朝鮮、モンゴル、韓国、ロシアを中心とした北東アジア諸国の経済と社会に関する研究を行
うとともに、新潟、北東アジア、アジア太平洋、ユーラシアの経済、産業、地域社会の諸課題に関する研究を
推進する。
2.教育 本学の教育に学術的見識を生かすとともに、学生の国際交流活動を支援する。
3.社会貢献 産学官NPOを含む地域の様々な取組への貢献。
本研究所の教員は、新潟県立大学各学部・大学院と連携し、質の高い研究・教育に取り組んでいます。
新潟の地域社会並びに関係機関のご支援に深く感謝するとともに、有意義な成果が得られるよう引き続きご協力をお願い申し上げます。
2025年4月
新潟県立大学北東アジア研究所
所長 シャクダル・エンクバヤル
プロフィール
モスクワ軽工業大学卒、国際大学(国際開発学修士)、新潟大学大学院修了、博士(経済学)。
モンゴル農業・産業省局長、環日本海経済研究所主任研究員などを経て、2023年4月より本学教授、2025年4月に北東アジア研究所所長に就任。
主な研究分野
- 開発経済
- モンゴル経済
- 貿易政策
- 気候変動、脱炭素