気候変動とSDGs
主査 | Shagdar Enkhbayar 教授 |
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共同研究者 | ミャグマルスレン アルタンバガナ(モンゴル科学アカデミー地理学・地生態学研究所社会経済地理学部長)、ゲオルギー サフォーノフ(欧州森林研究所主席科学研究員)、三村 光弘(新潟県立大学北東アジア研究所教授) |
研究期間 | 2023年度-2025年度 |
研究概要
国連は、SDGsに関する最近の報告書(2022年)の中で、世界は気候変動により大惨事の瀬戸際に立たされており、その影響はSDGs全体に及ぶという、人類に対する「コードレッド」警告を表明した。SDGs13は、気候変動とその影響への緊急対応策を要請し、パリ協定(PA)は、気候変動がもたらす最悪の影響を回避するための具体的目標を掲げた。また、気候変動の科学的評価を行う国連機関「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は第6次評価報告書の中で、人為的な温室効果ガス(GHG)排出量は2025年までをピークとし、2030年までにはほぼ半減とさせ、2050年までにはネットゼロに到達させなければならないと主張している。
こうした背景から、本プロジェクトは、PAとSDGsの達成に向けた北東アジア各国の課題と対応を調査・分析し、共通の目標達成に向け、新潟をはじめとする各国・地域間協力のための政策や行動を提案する。
重点的SDGs目標: 7(手頃でクリーンなエネルギー)、13(気候変動)、15(陸上生態系)、17(目標達成に向けたパートナーシップ)