産学連携セミナー 酒造りのくに、新潟 「酒造りは米造り」
新潟県、新潟県立大学共催/新潟県酒造組合後援
産学連携セミナー 酒造りのくに、新潟 「酒造りは米造り」
新潟県は清酒出荷量3位を誇る全国有数の酒造りの地です。一方、酒類の多様化が進むなか清酒出荷量は減少傾向にあり、
産地、銘柄間の競争も激しくなっています。酒蔵にはどのように独自性を発揮するかが問われており、その中でも原料の米に
対する関心が高まっています。
新潟県は全国一の米どころであり、培ってきた米造りを酒造りに活かしていく取り組みも行われています。
本セミナーでは、新潟県の特色を活かした酒造りと米造りについて、県内の酒蔵、酒米生産者、清酒産業を研究する研究者が、
それぞれの立場で議論をおこないます。
開催日時、開催方法
開催日時:令和6年9月20日(金)18時30分~20時30分(会場開催の開場は18時15分)
会場開催:メディアシップ 6階 ナレッジルーム(新潟市中央区万代3-1-1)(定員50名)
オンライン開催/ZOOMウェビナー
参加費:無料
スケジュール
Session1 酒造りと米造りについて 新潟県立大学 国際経済学部 教授 佐藤 淳
Session2 自社での酒米造りの取り組み 麒麟山酒造株式会社 代表取締役社長 齋藤 俊太郎 氏
Session3 幻の酒米復活への取り組み 菊水酒造株式会社 取締役 若月 仁 氏
Session4 酒米生産者からの視点 小千谷市 越淡麗生産者 山賀 基良 氏
(朝日酒造株式会社生産本部製造部 朝日蔵杜氏)
司会 新潟県立大学 地域連携推進センター 特任教授 梅野匡俊
参加申し込み
【20歳未満の方は、ご参加いただけません】
参加ご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
申込締切:9月12日(木)
【申し込みフォーム】: https://forms.gle/DxxTLWs6dXJ2evKQ6
※チラシのPDFファイルは、こちらからダウンロードできます。
お問い合わせ先
新潟県立大学地域連携推進センター
TEL:025-368-8225
E-mail:unpreco☆unii.ac.jp(※送信の際には☆マークを@に変更してください)
イベントレポート
9月20日(金)に新潟県、新潟県立大学共催 産学連携セミナー 酒造りのくに、新潟「酒造りは米造り」を開催し、県内外から会場とZoomウェビナーを合わせて120名を超える多くの方々よりご参加いただきました。
本セミナーは新潟県の柱である酒造りと米造りの連携のあり方について、産学間で議論を深めることを目的に開催しました。
本学 国際経済学部教授 佐藤淳より、酒米の生産地や農法の違いによる日本酒の品質の差別化について報告を行った後、麒麟山酒造 齋藤俊太郎 社長からは奥阿賀酒米研究会および麒麟山酒造アグリ事業部による酒米造りの取り組みについてお話しいただきました。
菊水酒造 若月仁 取締役からは、幻の酒米「菊水」復活の取り組みについて、また、酒米 越淡麗の生産者でもある朝日酒造杜氏の 山賀基良 様からは、新潟県で誕生した酒米「越淡麗」の誕生の経緯や生産者による酒米の品質維持の重要性についてのお話をいただきました。
最後に新潟県産業労働部石附副部長より挨拶をいただきました。