公開講座「新しいつながりのかたちをもとめて」
イベントレポート
今年度の公開講座は「新しいつながりのかたちをもとめて」と題し、さまざまな人と人との「つながり」が持つ多くの可能性、また「つながり」をキーワードにして見えてくる現代社会が抱える問題点などについて取り上げました。
第2回 里親と子どもがつくる家族のかたち
日時: 平成28年12月3日(土)13:00〜15:30
場所: 4101大講義室
講師: 田代健一氏(新潟県中央福祉相談センター所長)
新潟県里親会 中央支部会員2名
内容: 講話「里親制度について〜里親に関する新潟県内外の状況について〜」
(田代氏)
話題提供として「里親としての経験談・子どもとの関わりの中で感じていること」をそれぞれ、里親の立場から、ファミリーホームの立場からお話しいただいた。その後、登壇者3名によるパネルディスカッション・フロアからのQ&Aを行った。
参加人数:133名(一般参加者14名、学生119名)
参加者の声(アンケートから一部抜粋)
・里親経験者の話を聞くことができて良かったです。これからもこのような講座があると社会全体で社会的養護の理解が広がると思います。
(学生の声)
・里親の仕組み、日本の里親についての現状、実際に里親、ファミリーホームをされている方のお話を聞くことができ、大変充実した時間でした。印象に残った言葉で「私達の当たり前がその子どもにとっての当たり前とは限らない」というのがあります。支援する立場本位ではなく、その子どもに寄りそい、理解をしようとする姿勢が大切なのだと感じました。
※詳細は公開講座チラシをご覧ください。