実証政治学研究センター主催「実証政治学の最先端学術会議」

講演会 開催日:2016年10月28日(金)

イベントレポート

10月28日(金)に国際文化会館にて、新潟県立大学・実証政治学研究センター主催の「実証政治学の最先端学術会議」を開催しました。参加者は以下のとおりです。
阿古智子(東京大学)、He Baogang(Deakin University(オーストラリア))、窪田悠一(新潟県立大学)、Syed Arabi Idid(International Islamic University(マレーシア))、Julio Teehankee(De La Salle University(フィリピン))、青井千由紀(東京大学)、Siripan, Sawasdee(Chulalongkorn University(タイ))、猪口孝(新潟県立大学)
阿古氏は、政治的変動と中国の経済力の関係分析、He氏は民主主義と実力主義についての研究、窪田氏はスリランカにおける内戦動態と信頼性規範の関係についての調査研究発表を行いました。Idid氏は、マレーシア人の信頼性の概念について、Teehankee氏はフィリピンのデュトルテ政権について、青井氏は安全保障から統治といった異なる切り口から討論されました。更にSiripan氏はタイ政権の課題について、最後に猪口学長が米国大統領選挙についてのASEAN諸国で行われたアンケート調査に基づいた発表を行いました。活発な議論が行われ、各々の発表及び議論から更なる課題がみえてきました。


実証政治学の最先端学術会議