国際地域学部の特長

新潟県立大学でグローバルパスポートを!

未来のあなたはどこで、なにをしていますか?

国際地域学部では、2年次から相互に密接に関連した3つの専門コースがスタートします。
いずれのコースも、人類の持続可能な未来のために必要不可欠な専門知識と考察を提供します。
もちろん、どのコースに登録し何を研究するかを決めるのは、あなた自身です。

カリキュラム

1.人文系と社会系、国際関係と地域を複合的に学ぶ/コースとモジュール

国際地域学部は、社会系、人文系、言語系など複数の分野にわたる多様な専門分野の教員が、国際と地域を軸にした300を超える多彩な科目群を提供しています。そして、このような複合的、学際的学びを基盤にして、多文化共生や紛争解決など、現代社会の様々な課題に取り組む課題解決型の演習科目へと発展していきます。
1年次に全学共通基盤科目と学部共通の基礎的科目で専門教育の基礎を築いた後、2年生からは、3つの互いにリンクしたコース(国際関係コース、比較文化コース、露中韓コース)に分かれます。学生はそれぞれのコースで体系的に学びながら、より細分化された専門科目群によって構成されるモジュールを選択して学修をすすめることができます。

2.『英語を学ぶ』から『英語で学ぶ』へ/特徴的な英語教育プログラム

新潟県立大学では、集中的、実践的、体系的に英語を学ぶ全学的なACE(Academic Communicative English)プログラムを提供しています。その多くの科目が、ネイティヴあるいは多国籍のバイリンガル英語専任教員(現在8名)によるものです。ACEプログラムにおいては、英語の4技能スキルのレベルアップだけでなく、英語によるアカデミックリテラシーの能力を身につけることも目指しています。
国際地域学部では、ACE科目を基盤にしたCLIL(内容言語統合型学習:Content and Language Integrated Learning)科目で英語の実践力をより高め、また、さらにステップアップしたい学生のために英語で学ぶ専門科目群を設置しています。
学生の英語の自立学習を促進、サポートする、SALC(Self Access Learning Center)やCALL(Computer Assisted Language Laboratory)教室などの設備も充実しています。
また、アメリカやカナダの大学で3~5週間学ぶ英語研修プログラムや、海外の学生と英語で交流しながら課題に取り組むフィールド・スタディプログラム、そして英語圏への派遣留学や交換留学制度も備えています。

3.ロシア、中国、韓国の言語と文化を学ぶ/複言語主義を目指す言語教育

国際地域学部は、ロシア、韓国、中国の言語や文化を専門とするネイティヴ教員を含む専任スタッフを揃え、露中韓の言語文化を学ぶための充実したカリキュラムを提供しています。とくに露中韓コースでは、3つの言語のうち選択したひとつの言語を外国語大学に匹敵する週6コマの集中的、専門的カリキュラムで学ぶことができます。他コースの学生もそれぞれの専門分野の学修とリンクさせながら、週2コマから露中韓の言語を学べます。
ロシア語、中国語、韓国語を現地の教育機関で学ぶ研修プログラムや、また、英語圏と同様に、ロシア、中国、韓国それぞれの協定締結校で学べる派遣留学や交換留学の制度も備えています。交換留学により本学にはこれらの国からの留学生も学んでいます。本学の学生にとって留学生との交流やサポートも大切な学びの機会になっています。

「海外語学研修・実地研修」について
「交換留学・派遣留学」について

※英語だけでなく複数の言語文化の理解を目指す

コースとモジュール

体系的学びを支える3つのコース

国際地域学部では、2年生から希望のコースに分かれて学修します。

国際関係コース

国際関係の理論的枠組みを学び、実践的な英語力を使って世界の課題に取り組む

比較文化コース

高度な英語運用能力習得にチャレンジし、言語、文化、社会を捉える様々な視点を学び、多文化共生社会の課題に取り組む

露中韓コース

露中韓の言語文化を専門的に学びつつ、異文化理解の、そして地域および隣国における文化間の架け橋となる能力を養う

主体的学びを実現する多彩なモジュール

学生は各コースでそれぞれの専門分野を体系的に学びながら、それぞれの関心に応じて、
より細分化された専門科目群によって構成されるモジュールを選択して学修をすすめることができます。

モジュールとは?

モジュールとは、国際地域学部で学ぶことができる分野やテーマについてより深く学修するために構成された科目群です。3つのコースそれぞれに特徴的なモジュールと、コースにかかかわりなく共通して履修できるモジュールがあります。モジュールは卒業要件にはかかわりません。1つだけでなく複数個のモジュールを選択することもできます。その選び方や組み合わせによって学生1人ひとりの主体的な学びが実現します。

各コースで選択できる主なモジュール

module2023-2024

※モジュールとその構成科目は入学年度によって異なります。この一覧は2023年度・2024年度入学者を対象とするものです。

2024年度入学者用モジュール構成科目一覧
2023年度入学者用モジュール構成科目一覧
2022年度入学者用モジュール構成科目一覧
2021年度入学者用モジュール構成科目一覧

国際地域学部の3つの魅力

1.ACEプログラムの特徴

Academic Communicative English Program Learn to THINK,STUDY,and COMMUNICATE in English

SALC(セルフ・アクセス・ラーニングセンター)

SALCには、豊富な種類の書物や教材がそろっています。
また経験豊富なメンターが学生の主体的学習をサポートします。

2.ロシア語・中国語・韓国語

ゼロから始めてスペシャリストを目指す

露中韓コースでは、週6コマ×3年間、集中的に学んで実践的な運用能力を身につけることができます。

どんな言葉なのか知りたい

露中韓コース以外でも、週2コマ、半年から履修可能です。
露中韓すべてを少しずつ学ぶこともできます。

これまでの学習を活かしたい

高校などで学習経験がある人は、自分の到達度に合ったクラスを選べます。

3.海外語学研修・実地研修

※ 研究先は年度によって異なる場合があります。 海外研修や海外留学(交換留学・派遣留学)についての詳細は、国際交流ページをご覧ください。

研修場所、期間、内容の異なる多様な研修

1週間~5週間
語学研修、歴史文化体験、生活体験、社会体験

英語圏へ

アメリカ(ミネソタ州、ハワイ州)、カナダ

露中韓へ

ロシア(サンクト・ペテルブルク、ハバロフスク)、中国(北京、ハルビン)、韓国(ソウル)

あなた自身についてあてはまるものにチェックしましょう。

  • 新しいことにチャレンジしたいですか?
  • 自分の可能性を広げたいですか?
  • 新しいアイデアや価値観に興味がありますか?
  • 未来を自分の力で築き上げたいですか?
  • 将来の夢や目標に向けて独自の知性と感性を磨きたいですか?
  • 地域社会に貢献したいですか?
  • 国際社会で活躍したいですか?
  • 新しい学習スキルを身につけたいですか?

国際地域学部ではこんなことができます

  • 人文系・社会系の枠にとらわれない学際色豊かなカリキュラムを提供しています。
  • 入学時に専門分野を決定する必要はなく、1年間かけてコースを選ぶことができます。
  • メニュー豊富な海外語学研修プログラムを用意しています。
  • 国内外から集まった、国際経験豊かなスタッフが、様々な学問分野にふれあう機会を提供しています。
  • 地域志向・国際志向の学生のニーズに対応する様々なボランティア活動の機会を提供しています。
  • アドバイザー教員制度があり、学生が気軽に教員に相談できる環境を整えています。
  • 教員一人あたりの学生数は1学年当たり5名程度と少なく、きめ細やかな教育を提供しています。

あなたもチャレンジしてみませんか?

Join Us to Experience…

教員免許が取れる!

教職課程

中学・高校一種免許(英語)が取得できます。

文部科学省 大学教育 推進プログラムに選定!

環日本海圏新潟発の多文化リテラシー教育(平成21~23年度)

実践的英語能力の伸長

英語授業に加え、セルフ・アクセス・センター(SALC)やCALL教室を使った自学自習、海外研修、特別講義など、多様な学びを通じて。

多文化リテラシーの深化

多文化リテラシー特別講義、異文化交流、露中韓ワークショップを通じて。

キャリア形成支援

ロールモデル講義などを通じて。

卒業後の進路

国際地域学部で養うことのできる高い語学力、国際性、地域への理解、政治から文化まで幅広い分野にまたがる学際的知識、そして、社会の課題解決に取り組もうとするチャレンジ精神 ―これらの能力を活かし、卒業生は、一般企業、公務員、教員、銀行、メディア、運輸、サービス、メーカーなど多種多様な分野に就職しています。
また、東京大学大学院、上越教育大学大学院など大学院への進学者も開学以来多数います。
新潟県立大学大学院国際地域学研究科に進学する場合は、学部在学中に大学院科目を早期履修して、修士号を1年で取得できる「4+1制度」も利用できます。

※過去の卒業生の進路状況については下記をご覧ください。
卒業後の進路状況

日本国際文化学会によるICCO文化交流創成コーディネーター教育プログラムにも参加しています。

 

モジュール構成科目一覧