大きな衝撃を受けた教育社会学の授業
教員インタビュー
2019年12月23日
高橋 靖幸 講師(当時)
人間生活学部子ども学科
専門分野:教育社会学、子ども社会学
担当科目:教育学概論、幼児教育学、教育制度、保育方法・技術、教育方法・技術
大学教員になったきっかけ
大学2年生の時に、「教育社会学」という授業でP.アリエスの『〈子供〉の誕生:アンシャン・レジーム期の子供と家族生活』という本に出会ったのかきっかけです。この授業でアリエスの「中世の社会では、子供期という観念は存在していなかった」ということばに触れ、大きな衝撃を受けました。研究者としての私の原点は、この日の授業の衝撃にあります。
休日は何を
息子2人がまだ小学生なので、休日はかれらの勉強をみたり、一緒に遊んだりしています。家にいるとビデオ・ゲームばかりになりがちなので、近所の公営プールに行くことが多いです。子どもたちと一緒に博物館や科学館に行くのも好きです。また長い休みがあれば、キャンプにも出かけます。
授業で工夫している点
普段の生活ではおおよそ触れることがないであろう、難しい物の見方や考え方を多く取り上げ、たくさん頭を使って考えてもらう授業になるよう心がけています。また授業では「使う目的がはっきりしたもの」や「すぐに役立つもの」ではなく、「何に使うのかよくわからないもの」や「役に立ちそうもないもの」を大切にしています。
My Favorite MUSIC
Bill Evans Trio『Waltz for Debby』
1961年にニューヨークのライブハウス、ヴィレッジ・ヴァンガードで収録されたジャズピアノトリオの名盤。先日、ビル・エヴァンズのドキュメンタリー映画を観ました。