一見「無駄」と思えることに成功・成長への鍵が隠されている

研究室紹介 2019年12月23日

神山 伸 研究室

人間生活学部健康栄養学科 教授

専門分野:栄養学、食品科学
担当科目:基礎栄養学Ⅰ・Ⅱ、基礎栄養学実験、食と健康、生命のしくみ、食物と栄養の科学、英語文献講読セミナー、卒業研究

神山研究室は栄養と食品機能の面から研究に取り組んでいます。研究テーマは、がんと食品成分との関わり、コラーゲンペプチドの機能性、乳酸菌発酵、食品の雪利用貯蔵などさまざまであり、またゼミ生の希望に応じて新しいテーマを設定しています。

研究は「先行研究を調査し、疑問に仮説を立て、実験によりそれを検証し、新たな道を探索する」という試行錯誤の繰り返しであり、一見「無駄」と思えることに成功(そして成長)への鍵が隠されています。したがって神山研の禁句は「面倒くさい」であり、そう言いそうになった時には「めんたいこ」と言い換えています。ゼミ生は「辛しめんたいこ」と言いながら面倒な課題にも熱心に取り組んで、立派な卒論を書き上げてくれています。
さて、神山研はとにかく賑やかです。教員を含め、毎日なんだかんだとくだらないことで大騒ぎしています。また、研究室内にはお菓子や食料が常備されているため、卒論提出後も研究室に残って国家試験の勉強をしている人が多いですね。Investigate(研究する)にはInvest(投資する)が必要だと、私もせっせとお菓子を買い足しています。

研究室のお気に入り品 : 願いのかなうベンジャミン

もともと30cmくらいの大きさでしたが、立派に成長しました。
ゼミ生たちのさまざまな願いが書かれた短冊が吊されています。