経済学の理論や分析ツールは身近な社会現象を理解するために役立つことを実感してもらいたい

教員インタビュー 2020年12月25日

黒岩 郁雄 教授

国際経済学部国際経済学科
専門分野:東アジア経済論、地域経済学、産業連関分析
担当科目:東アジア経済入門(隔年担当)、地域経済学Ⅰ・Ⅱ、
     Current Issues in the East Asian Economy, Economic Integration in ASEAN

大学教員になったきっかけ

私の専門分野は東アジア経済論や地域経済学です。開発途上国の貧困や開発問題に関心を持ったのは高校生の頃で、その当時は研究者よりも実務家を目指していました。しかし、大学院に進学して研究機関に就職したため研究者になりました。その後、外国人を含めて様々な学生に教える機会に恵まれましたが、大学教員に転向したのは、就職先の同期のなかで私が最後でした。

休日は何を

休日は、近所の川の河川敷を自転車で走ります。たくさんの子供たちが野球やサッカーの試合をしており、長閑な景観が拡がっています。それから、平日に撮りだめした番組をビデオで見ています。番組は旅行や歴史もの、時代劇が多いです。

授業で工夫している点

学生には広く社会の動向に関心を持ってもらいたいと思います。そのためには、経済学の理論や分析ツールが身近な社会で起きている現象を理解する上で役に立つことを実感してもらえるように工夫していきたいと思います。また雑誌や新聞記事などについて学生と議論しながら授業を進めると面白いかもしれません。

My Favorite MUSIC

Spirituals in Concert

アメリカのレコード店で買いました。歌手は有名なオペラ歌手ですが、自分たちのルーツである黒人霊歌を力強く歌っています。