「運・鈍・根」の精神で学生と向き合う
教員インタビュー
2016年10月31日
神山 伸 准教授(当時)
健康栄養学科
専門分野:栄養科学、食品科学
担当科目:基礎栄養学Ⅰ(栄養素)・Ⅱ(代謝)、基礎栄養学実験、食と健康、食物と栄養の科学、生命のしくみ、卒業研究
大学教員になったきっかけ
博士課程への進学です。何度かあった企業就職の話を断りながら研究を続けた結果、不安定な博士研究員(Post doc:ポスドクと呼ばれます)を長く続けることとなりました。研究者に必要なものは「運・鈍・根」と言われますが、「運」はともかく「鈍(めげない)」と「根(諦めない)」はこの時期に鍛えられたと思っています。
休日は何を
息子(小6)の野球クラブで練習の手伝いや試合の応援をしていることが多いですね。成長する姿を見ているのが楽しみです。一方、娘(6歳)が「お兄ちゃんばかり」と怒っているので、どう折り合いをつけるかが喫緊の課題となっています。
授業で工夫している点
栄養学の「基礎」に関する科目が中心であり、理解していないことを覚えても何の役にも立ちませんので、とにかく理解してもらえるような説明を心がけています。授業中に繰り出すジョークは外しまくっていますが、「人工知能(AI)」には真似のできない情熱とともに無駄に動き回りながら、基礎知識を身につけることの大切さを伝えようとしています。
My Favorite MOVIE
殿、利息でござる!
磯田道史著『無私の日本人』を映画化したものです。フィギュアスケート選手の羽生結弦さんも殿役で出ています。