権利や自由、制度といった概念への見方が変わっていった学部でのゼミ
教員インタビュー
2022年02月07日
新井 貴大 助教(当時)
国際地域学部国際地域学科
専門分野:憲法学
担当科目:日本国憲法、法学、国際人権法
大学教員になったきっかけ
学部3〜4年で憲法のゼミに参加したことが大きかったように思います。比較的長く憲法というテーマやゼミの先生と接する機会があり、そのなかで権利や自由、制度といった概念への見方が変わっていった覚えがあります。こうした経験が大学院で研究を始めることにつながり、権利や自由について議論の蓄積があるドイツ憲法学に目を向けるきっかけにもなりました。
休日は何を
家事にあてることが多いです。まだ新潟にきて日が浅いので、散策(および日頃の運動不足解消)のために自転車で少し遠出をすることもあります。夏は月岡温泉まで自転車で行きました。途中の風景が開放感に溢れていたのがいい思い出で、疲れたところで入った温泉も格別でした(翌日は筋肉痛にうめきながら帰りました)。
授業で工夫している点
判例や時事問題と関連させることで、授業の内容を実際に適用して考えてみることを重視しているほか、講義形式の授業であっても、双方向のやりとりに開かれているようにしています。今は便利なツールがあるので、学生から授業中や授業後に感想や意見を随時もらうことができます。授業内で解説した概念を使いこなしたり、他の授業で学んだ内容と結びつけて応用したり、気さくなコメントを寄せてくれたりする学生も多く、授業をするうえでの励みになります。
My Favorite MOVIE
恋はデジャ・ブ
アメリカ・1993年製作。いまやあらゆる分野で人気のループ(タイムリープ)系の映画です。比較的時間のある大学生の時期に(だからこそ)、観てみるのもいいのではないでしょうか。