日米での学び、教えた経験を活かして
教員インタビュー
2022年02月07日
石井 玲子 教授 (国際交流センター長)
人間生活学部子ども学科
専門分野:ピアノ演奏、音楽教育、20世紀音楽
担当科目:ピアノⅠ〜Ⅳ、子どもの音楽、西洋音楽、保育内容(音楽表現Ⅰ・Ⅱ)、海外実地研修(ハワイ)、海外実地研修(東南アジア)
大学教員になったきっかけ
数学者の父と兄の影響もあり、自分にとって一番身近な職業が「大学教員」でしたが、4歳からピアノを始めた私は、「大学教員ではなく、ピアノの道に進みたい」と考えていました。その後、ピアノ演奏だけでなく、音楽を深く追求することが楽しくなり、米国の大学院で音楽博士号を取得した結果、ピアニストであり研究者でもある大学教員になりました。
休日は何を
普段の休日は、3人の子ども(中2と小6の双子)が所属するオーケストラの練習の送迎をしながら、子どもたちと一緒に家電量販店や100円ショップ、カフェ、コンサートなどに行っています。緑豊かな地で田舎暮らしをするために村上市へ移住したので、家族で気軽に海や山などの自然と触れ合ったり、温泉へ行ったりすることも週末の楽しみです。
授業で工夫している点
日米の大学で学び、教えた経験を活かして、学生が主体的に取り組める環境を作り、教える側も学ぶ側もワクワクする授業を目指しています。「ファミリーコンサート」では能動的に動く学生の姿が見られ、ハワイの大学との協働学習(COIL)では、子ども学科の学生が幼児教育を専攻する米国学生と英語で討論をして、想像以上の能力を発揮している姿に驚かされます。
My Favorite MOVIE
ジェフスキ≪「不屈の民」変奏曲≫
チリの革命歌を主題とした36 のピアノ変奏曲です。現代曲ですが、親しみやすく、魂を揺さぶるようなメロディが特徴的なピアノ曲です。