食とは人を良くすることなり

研究紹介・研究室紹介 2024年01月10日

 

太田 優子 研究室

人間生活学部 健康栄養学科 准教授

専門分野:栄養教育
担当科目:栄養教育総論・栄養教育各論・栄養教育実践論・栄養教育実習・学校栄養教育総論・学校栄養教育実習・卒業研究

研究内容・授業内容について教えてください。

 学生時代の恩師の「食とは人を良くすることなり」という言葉に導かれて、大学人としての道を歩んできました。

 研究面では、学生時代から今に至るまで、母親をはじめ家族が安心して子どもの食に関わられる支援や環境づくりを目指し、新潟県内の教育機関の先生方と連携・協働しながら、幼児期・学童期・思春期の栄養教育の実践的な展開を模索しています。

 教育面では、管理栄養士・栄養士が取り組む食育=栄養教育の活動について、また栄養教諭が関わる学校における食育活動について、多様な生活を営む対象者・学習者が「生涯にわたって生き生きと」(食育基本法 前文)過ごすために、栄養教育のマネジメントサイクルであるPDCAサイクル〔P;Plan(計画),D;Do(実施),C;Check(評価),A;Act(改善)〕を基にして、どのような働きかけが必要か、講義や実習のなかで学生と共に考えて、体験の場を設けています。一例として、栄養教育実習では、多くの方々の協力のもと、集団・個人を対象とした幼児期の栄養教育や個人を対象とした成人期の栄養教育を実際に体験し、学びを深めています。