●概要
ロシア語を勉強しはじめた人が最初につまずくのはアルファベットだと言われています。わずかに33文字なのですが、そこで挫折してしまう人もあるようですし、また、大学で第二外国語として学ぶ場合のように、週一回、一時間程度しか触れないと、一年間勉強しても覚えられない文字が残ってしまうケースも珍しくありません。
このスタックは、浦井康男先生(北海道大学)が作られた文字教育システムに基づいて、このハードルを少しでも越えやすくするために作成されたものです。
●対象とする学習者のレベル
入門〜初級
●内容
- 起動画面
スタックを起動すると最初に出る画面です。下のタブをクリックすると、以下のメニューのカードに飛ぶことができます。
- アルファベット
アルファベット表ですが、文字の上にマウスを持っていくと、その文字を翻字で表現したものが表示されます。
下の「文字の名称を聴く」「文字の音価を聴く」のいずれかを選択しておいて、文字の上でクリックすると、その文字の名称または音価が読まれます。「文字の説明を見る」を選択した状態でクリックすると、「文字と音」のカードの中の該当するものに飛びます。
- 文字と音
「母音字」「子音字(1)」「子音字(2)」に分けて、文字とその音を説明しています。
- 発音練習
単語の発音練習です。書かれている通りに読むものから、母音の弱化・子音の同化などの現象によって、文字と発音にズレが生じているものまで、8段階に分けて練習できるようになっています。
●備考
カードのサイズが、「Hyper Card標準」よりも一回り大きいため、640×480以上の画面表示ができない機種(Power Book 520など)では使用できません。
●ダウンロード(約2MB)
●今後の改良予定
- 音声データの音質が良くないので、録音をやり直してデータを入れ替える
- 「終了」ボタンを付ける
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