子ども学科主催の国際シンポジウム「レッジョ・エミリア・アプローチから学ぶ共同的で創造的な幼児教育」を開催しました
学生・教職員の活動
人間生活学部 2021年10月26日
10月2日(土)に子ども学科主催の国際シンポジウム「レッジョ・エミリア・アプローチから学ぶ共同的で創造的な幼児教育」を開催し、県内外から約100名の保育者にご参加いただきました。
基調講演では、幼児教育の分野で著名な秋田喜代美先生(学習院大学教授、東京大学名誉教授)をお招きして、共同的で創造的な幼児教育として知られるレッジョ・エミリアの考え方について学び、その後、ハワイでレッジョを実践するMid Pacific Schoolの先生方から、映像や写真を通して、子どもたちが主体的に取り組むプロジェクト活動の様子や子どもが持っている無限の可能性を引き出す保育の様子を紹介してもらいました。
目の前の子どもたちのつぶやきに保育者は耳を傾け、そのつぶやきから始まる子どもたちの探究を支え、保育者もまた共に探究していく幼児教育の創造的なあり方や、その営みが保護者にも広がり地域の人たちとも繋がり、学びの共同体が生成されていくことの魅力と重要性を学ぶ時間となりました。
第2部として、本学国際経済学部のジュリア・クリスマス准教授を講師にお迎えして、県内の保育者向けの研修会「幼児期における英語教育と異文化理解教育について考える」を開催しました。
今後も、子ども学科では、新潟県内の幼稚園・認定こども園・保育所との連携・協働を大切にしていきたいと考えています。