学会長挨拶
新潟人間生活学会は、新潟県立大学が開学した平成21年(2009年)に人間生活学部所属教員有志により創設されました。本学会は、人間生活に関する研究の推進・発展と、研究の社会への発信や、研究に対する社会のニーズを受け取る場となるべく活動をしています。具体的な活動には、毎年夏の学術大会の開催と、年度末の学会誌「人間生活学研究」の発行があります。学術大会では、学外からシンポジストをお招きしたシンポジウムや学会員による研究発表などを実施してきました。また、学会誌では、毎年多くの投稿論文を掲載して、「人間生活」に関する研究を広く発信しています。
この学会には、新潟県立大学の教員だけでなく、「人間生活」の研究をしている方であれば、どなたでも入会することができます。まだ歴史の浅い学会ではありますが会員一同が「人間生活学」をキーワードとして研究を推進し、互いに切磋琢磨できる場として発展させるように努力していきたいと思っています。また、昨年度は新型コロナウイルスの影響から、残念ながら学術大会を中止せざるを得ませんでしたが、今後は学術大会の開催方法などを模索しながら「人間生活」分野の情報発信にも努めていきたいと考えております。
学会長 田村朝子