留学体験記(太平洋国立大学)
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- 氏名:君島誠一
- 所属:国際地域学部国際地域学科東アジアコース(現露中韓コース)
- 留学期間:2019年9月~2020年6月(派遣留学)
(写真)ハバロフスクの風景・大学寮の様子・現地の人との交流の様子
私の留学体験記
私はハバロフスクにある太平洋国立大学へ1年間留学していました。少人数のクラスに分けられ、韓国からの留学生と同じクラスになり、講義に関することや寮での生活などで多く交流しました。講義ではロシア語だけでなく、文化や歴史、偉人についてなど、ロシアに関する幅広い知識を身に着けることができました。講義を担当してくださった先生はお店やお祭りなど街についてもいろいろ教えてくださり、おかげでハバロフスクでの生活はより充実したものになりました。年が変わって2月頃から新型コロナウイルスが流行し始め、その後は大学で講義を受けることはできなくなり、出された課題を大学付属の寮でこなすことになりました。外出も制限され、苦労をしたこともありましたが、今では貴重な体験をしたと思っています。留学全体を通して、ロシア語の能力だけでなく、人として成長することができたと思います。
留学中、最も乗り越えるのが困難に感じたエピソードを教えてください。
大学や市役所への書類の提出には苦労しました。大学内の窓口や銀行、ATMなどで手続きをしなければなりませんでした。
先生に確認していただいたり、留学生同士で書類などを見せ合って間違いがないか、忘れた書類などはないか互いにチェックし合いました。
留学後の卒業時期と就活への不安はありませんでしたか?
大学院への進学を考えていたので特に心配していませんでした。しかし卒業までの計画を建てて、留学中でも実行できることはした方がいいと思います。
留学中最も楽しかったことを教えてください。
大学や街で出会った人たちとご飯を食べている時が一番楽しかったです。緊張もしましたが、おいしい料理のおかげでスムーズに会話することができたと思います。
後輩へのアドバイスをお願いします。
ハバロフスクは治安もよく、生活しやすい街だと思います。ロシア語の基礎は留学までに講義で習いますので、留学生活は実践としてこれ以上ない機会となります。
また、留学と聞くと一世一代のチャレンジのように感じるかもしれませんが、何とかなります。周りの人も助けてくれます。必要以上に心配せず、海外での生活を自身の学んだ言語を駆使して楽しんでみてはいかがでしょうか。
*新潟市国際交流チャンネルで、本学学生のハバロフスクでの留学生活の様子をご覧いただけます。