感染症について

感染症は、感染源・感染経路・宿主の3つがあるときに成立します。
感染症を予防するためには、感染経路を断ち、宿主の抵抗力を高める必要があります。
私たち一人ひとりにできることは、「手洗い」と「マスク着用(及び換気)」、「抵抗力の向上」です。
まず、「手洗い」は習慣的に行うようにしましょう。
そして、感染症流行期や体調が悪いと感じる時には「マスク」を着用し、必要に応じて換気も行いましょう。
他の人にうつさない・うつらないために大事な行動です。
また、日頃から栄養や睡眠を十分にとり、規則正しい生活を送ることで、体力や抵抗力を高めておくことも大切です。
ワクチン接種も有効です。季節性インフルエンザワクチンは、流行前の早めの接種をお勧めします。

風邪の症状がある時、体調が悪い時には、無理をせず早めの休養を心がけましょう。

出席停止となる感染症については「学校感染症による出席停止について」をご確認ください。
該当する感染症にかかった場合には、学内での感染拡大を防止するために報告が必要です。

 

■麻しん・風しんの予防接種確認

必要な予防接種を受けていない学生が麻しん、風しんを発症すると、本人の症状が重くなるだけでなく、周りの学生への感染源となりえます。それらを予防するため、入学時に「麻しん・風しんに関する調査票」と証明書類(母子手帳のコピーや予防接種済証)を提出していただき、予防接種状況の確認を行っています。
麻しん、風しんの予防接種(MRワクチン)は2回接種することで免疫がつくとされています。2回接種されていない方には、メール等で予防接種の勧奨を行っています。

なお、人間生活学部健康栄養学科の学生は学外実習のため、麻しん、風しんに加え、水痘(みずぼうそう)とおたふくかぜの予防接種の実施状況も調査票に記入していただきます。2回接種が確認できない場合には、追加接種や抗体価検査などの勧奨を行います。

|麻しんに関する情報はこちらから麻しんについて|厚生労働省 
|風しんに関する情報はこちらから風しんについて|厚生労働省