教員情報詳細
宮﨑 七湖
ミヤザキ ナナコ Miyazaki Nanako
基本情報
学部・部署
国際地域学部/University of Niigata Prefecture, Faculty of International Studies and Regional Development
学科
国際地域学科/
Department of International Studies and Regional Development
職位
准教授
学位・出身大学
早稲田大学日本語教育研究科 博士後期課程(博士:日本語教育学)
略歴
年月 | 職歴 |
---|---|
1990年3月 | 早稲田大学第一文学部東洋史学専修 卒業 |
1990年4月 | キヤノン株式会社 入社 |
1992年4月 | 台湾嘉義YMCA 常勤講師 |
1993年4月 | 東京語文学院 常勤講師 |
1995年5月 | モナッシュ大学日本研究センター非常勤講師 |
1996年2月 | モナッシュ大学文学部 非常勤講師 |
1997年10月 | アンランゲージスクール 非常勤・常勤講師 |
2003年3月 | 早稲田大学日本語教育研究科 修士課程修了 |
2003年4月 | 亜細亜大学留学生別科 非常勤講師 |
2004年4月 | 早稲田大学日本語教育研究センター 非常勤契約講師 |
2006年9月 | 亜細亜大学経営学部・国際関係学部 非常勤講師 |
2007年4月 | 早稲田大学日本語教育研究センター 常勤インストラクター(欧州ビジネスパーソン日本研修担当) |
2009年7月 | 早稲田大学日本語教育研究科 博士後期課程修了(博士:日本語教育学) |
2010年4月 | 早稲田大学日本語教育研究センター 常勤講師 |
2011年4月 | 早稲田大学日本語教育研究センター 准教授 |
2015年4月 | 新潟県立大学国際地域学部 准教授 |
主たる担当科目
日本語科目(留学生対象科目)
アカデミック・リテラシーⅠ
アカデミック・リテラシーⅡ
日本語教育学概論
日本語教育学演習
卒業研究
国際地域学B(多文化共生)(オムニバス)
異文化コミュニケーション論(オムニバス)
日本語アカデミック・ライティング
日本語プレゼンテーション
研究テーマ
主なテーマ
アカデミック接触場面
文章表現教育
ケース・メソッド教授法の日本語教育への援用
ケース・メソッド教授法の日本語教育学への援用
主な内容
留学生がレポートや論文を書くときにどのような問題が生じ、どのように問題を解決しているのかに興味があります。
ライティングだけでなく、アカデミックな場面における留学生の日本語使用やその問題について研究しています。
また、最近は日本語の授業や日本語教育学の授業で使うことができるケース教材の開発を行っています。
主な研究業績
著書・論文
<著書>
宮﨑七湖 (2012) 『人文系大学院留学生の文章課題遂行過程における管理プロセス』早稲田大学出版部
宮﨑七湖(編著)江後千香子・武一美・田中敦子・中山由佳・村上まさみ (2016) 『留学生のためのケースで学ぶ日本語―問題発見解決能力を伸ばす―』ココ出版
中井陽子(編著)大和美和子・寅丸真澄・増田将伸・宮﨑七湖・尹智鉉『文献・インタビュー調査から学ぶ会話データ分析の軌跡:研究から実践まで』ナカニシヤ出版
<論文等>
Nanako Miyazaki (1997) "Variation in politeness in Japanese in conversation between native speakers of Japanese." モナッシュ大学 修士論文
宮﨑七湖 (2003) 「外国人留学生の文章産出過程の研究」 早稲田大f学大学院日本語教育研究科、修士論文
宮﨑七湖 (2003) 「初対面日本語母語話者の会話に見られる敬語のバリエーションの研究」 宮崎里司・ヘレン・マリオット(共編著) 『接触場面と日本語教育―ネウストプニーのインパクト』(共著)明治書院
船山久美・宮﨑七湖 (2003) 「アシスタントを導入した短期留学生のための日本語プログラム―第1回早稲田高校/メルボルン・グラマー・スクール交換留学プログラムより―」『早稲田大学日本語教育研究』第3号
宮﨑七湖(2004) 「留学生の文章産出過程における言語管理」『接触場面の言語管理研究Vol.3』 千葉大学大学院社会文化科学研究科
宮﨑里司・宮﨑七湖 (2004) 「学習者の眼球運動の軌跡からみた文章産出過程―アイカメラと内省報告からの検証―」『早稲田大学日本語教育研究』第5号
宮﨑七湖 (2005) 「留学生の意見文産出過程における調整行動と産出文章」『日本語教育と日本語教育におけるグローバルネットワーク Book2』香港城市大学語文学部・香港日本語教育学会
宮﨑七湖 (2006) 「大学院留学生の文章課題遂行過程における管理プロセス―論文要約課題の遂行過程の分析から―」『留学生教育学会』第11号
宮﨑七湖 (2008) 「大学院留学生の文章課題遂行過程における管理プロセス―文法外コミュニケーション行動の分析―」『日本語教育研究』第53号
宮﨑七湖 (2008) 「大学院留学生の文章課題遂行過程における文章モデル使用の実態」『言語文化と日本語教育』第36号
宮﨑七湖 (2009) 「人文系大学院留学生の文章課題作成過程における調整行動』早稲田大学日本語教育研究科、博士学位申請論文
宮﨑七湖・千田昭予・中山由佳・津花知子・村上まさみ (2010) 「ビジネスパーソンが書くことを通して学ぶ活動の意義―初級日本語クラスのデザインと実践から―」『WEB版日本語教育実践研究フォーラム報告』日本語教育学会
宮﨑七湖 (2012) 「問題発見解決能力を伸ばすことを目指した日本語の授業」『早稲田日本語教育実践研究』創刊記念号
千田昭予・津花知子・中山由佳・宮﨑七湖・村上まさみ (2012) 「実務研修における初級・初中級日本語学習者の言語使用―外国人ビジネスパーソンへのインタビュー調査より―」『専門日本語教育研究』第14号
<翻訳>
独立行政法人国際交流基金 (2004) "Japanese Second Language, Victorian Certificate of Education Study Design"
マリオット, ヘレン(著) 宮﨑七湖(訳) (2005) 「日本人留学生のアカデミック英語能力の発達」『日本語学』第24号(3)
講座・講演
<学会発表>
宮﨑七湖 (2002) 「外国人留学生の文章作成過程の研究―新しい文章作成過程研究方法の試み―」(他3名とのリレーセッション) 第13回第二言語習得研究会全国大会(於広島大学)
船山久美・宮﨑七湖 (2003) 「高校短期交換留学生のための日本語クラスの試み―第1回早稲田高校 & MGS交換留学プログラムより―」(口頭発表) 2003年早稲田大学日本語教育学会(於早稲田大学)
宮﨑七湖 (2003) 「留学生の意見文産出過程における調整行動について」(口頭発表) 2003年度日本語教育学会春季大会(於一橋大学)
宮﨑七湖 (2003) 「留学生の意見文産出過程における調整行動と産出文章の評価」(口頭発表) 第6回国際日本研究・日本語教育シンポジウム(於香港城市大学)
宮﨑七湖 (2006) 「大学院留学生のレポート課題遂行過程における言語管理(ポスター発表) 2006年日本語教育国際研究大会(於コロンビア大学)
中山由佳・千田昭予・津花知子・宮﨑七湖・村上まさみ・高山幸巳 (2010) 「「語る表現」によって運用力を伸ばす初級ビジネス日本語コースデザイン」(口頭発表) 2010年度日本語教育学会春季大会(於早稲田大学)
宮﨑七湖・千田昭予・中山由佳・津花知子・村上まさみ (2010) 「ビジネスパーソンが書くことを通して学ぶ活動の意義―初級クラスのデザインと実践から―」(ラウンドテーブル発題) 2010年度日本語教育学会実践研究フォーラム(於桜美林大学)
宮﨑七湖 (2011) 「ケース教材を用いた留学生に対する日本語教育実践(ポスター発表) 2011年日本語教育国際研究大会(於天津外国語大学)
千田昭予・津花知子、中山由佳・宮﨑七湖・村上まさみ (2012) 「インターンシップにおける日本語使用の実態―インターンシップに参加した初級・初中級日本語学習者へのインタビュー調査より―」(口頭発表) 第14回専門日本語教育学会研究討論会(於一橋大学)
宮﨑七湖・江後千香子・武一美・田中敦子・中山由佳・村上まさみ (2012) 「学習者の経験と視点を取り入れた教材の開発―留学生用のケース教材開発のプロセスから―」(ポスター発表) 2012年日本語教育国際研究大会(於名古屋大学)
中井陽子・大場美和子・寅丸真澄・熊谷智子・宮﨑七湖 (2012) 「日本語教育における会話データ分析の社会貢献の可能性を考える―研究の時変遷の調査をもとに―」(パネルセッション) 2012年日本語教育国際研究大会(於名古屋大学)
八木真奈美・宮﨑七湖・鈴木蘭・Christopher HENNESY (2012) 「学習者支援としての教師の役割を考える―教室外における留学生の学習活動を支援する教師の振り返りより―」(ポスター発表) 2012年日本語教育国際研究大会(於名古屋大学)
宮﨑七湖 (2012) 「ケース教材を用いた討論活動がから留学生は何を学んだのか」(口頭発表) 2012年度日本語教育学会秋季大会(於北海学園大学)
黒田史彦・尾関史・古屋憲章・宮﨑七湖・李羽喆 (2013) 「留学生の自律的漢字学習を支援するためのワークショップの試み」(ポスター発表) 日本語教育方法研究会第40回研究会(於東京大学)
宮﨑七湖 (2013) 「留学生のためのケース教材を用いた日本語教育実践―自分のケースを書く活動の意味―」(口頭発表) 第5回協働実践研究会(於早稲田大学)
宮﨑七湖 (2013) 「ケース教材を用いた討論活動からの学び―クラス討論の分析から―」(ポスター発表) 日本語教育方法研究会第41回研究会(於立命館アジア太平洋大学)
宮﨑七湖 (2014) 「日本語教育における「会話データ分析」の意義―モナッシュ大学関連研究者の研究分析から―」(ポスター発表) 社会言語科学会第33回大会(於神田外国語大学)
宮﨑七湖・萩原章子・木下直子・伊藤奈津美(2014) 「オンデマンド講義と遠隔チュートリアルを組み合わせた初級日本語科目の開発―サンプルオンデマンド講義の視聴と遠隔チュートリアル実験の報告ー」(ポスター発表) 早稲田大学日本語教育学会2014年度秋季大会(於早稲田大学)
宮﨑七湖・萩原章子・木下直子・伊藤奈津美・尹智鉉(2015)「初級日本語学習者向けオンライン日本語コースの実践と課題―受講生へのインタビュー調査結果の分析から―」(口頭発表)2015年度日本語教育学会春季大会(於武蔵野大学)
木下直子・宮﨑七湖・萩原章子・伊藤奈津美 (2015)「初級日本語学習者向けオンラインコースの開発」(口頭発表)The 6th International Conference on Computer Assisted Systems for Teaching & Learning Japanese (於ハワイ大学・カピオラニ・コミュニティ・カレッジ)
宮﨑七湖・江後千香子・高山幸巳・田中敦子・寅丸真澄・江森悦子 (2016)「日本語教員を対象としたケース教材の開発―話し合いを活性化させる要因の分析―」(ポスター発表)2016年度日本語教育学会春季大会
宮﨑七湖 (2016)「日本語教師を対象としたケース教材を用いた話し合いの分析―参加者の経験の違いがどのように話し合いに影響を与えたのかー」(ポスター発表)International Conference on Japanese Language Education 2016 Bali Nusa Dua Convention Center
<科研費>
「問題発見解決能力の育成を目指した留学生のためのケース教材の開発」(平成23年度~平成25年度 加賀一研究費助成事業 挑戦的萌芽的研究 課題番号:23652125 研究代表者:宮﨑七湖
「ケースメソッド教授法の日本語教育学への応用―ケース教材の開発と教員研修―」(平成25年度~平成27年度 基盤研究C 課題番号:25370604 研究代表者:宮﨑七湖
「会話データ分析の活用法の研究―研究と実践の連携のための教員養成用の教材開発―」(平成25年度~平成27年度 基盤研究C 課題番号:25370581 研究代表者:中井陽子
所属学会
日本語教育学会
アカデミック・ジャパニーズ・グループ研究会
留学生教育学会
日本語教育方法研究会
専門日本語教育研究会
早稲田日本語教育学会
自由記載
講座・講演キーワード
日本語教育
一言メッセージ
ホームページ