「ごはん(米)食の魅力を探る」
 渡邊令子(新潟県立大学)

(要旨)
蒲原平野は、今年も稲穂がたわわに実り、見渡す限り黄金色のじゅうたんに変身、今まさに収穫時期を迎えた。もうすぐ新米の香りと美味しさを堪能できる幸せに感謝している。米は、古来より主食として利用され、日本人の食生活の原点であり、かつ自給可能な唯一の食料である。ごはんを主食とした食事が健康維持にどのように関連しているのか、最近の研究成果などを交えながら、栄養学的視点からごはん食の魅力を紹介する。